【キュンパス旅】鹿3回衝突&仙台ダッシュ!?大冒険の2人旅

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キュンパスでゆるっと出発、2人旅の始まり

今年の冬、JR東日本の「キュン♥パス」を使って、友達と2人で旅に出ました。

1日10,000円で新幹線も特急も乗り放題、しかも指定席が2回まで使えるという神きっぷ!

普段なら3万円近くかかるルートもこの1枚でスイスイ〜。

のんびり癒される旅になる…はずだったんです。



想定外の連続!?宮古でのんびり大冒険

大宮から盛岡までは新幹線で、そこから106特急バスで宮古へ。

海鮮丼を楽しみにしていた魚市場はまさかのお休み…。

仕方なく向かった「しーとぴあなあど」で食べた、食堂の海鮮丼は大正解!

しーとぴあなあどでいただいた海鮮丼 ぷりっぷり!(1,900円)

さらに、予定していた遊覧船「うみねこ丸」もお休みで、もう笑うしかない…。

でも、あきらめず検索しまくったら「青の洞窟」へ行けるザッパ船を発見!

急いでバスを途中下車して駆けつけ、大満足のリベンジ達成!

そして、心から「来てよかったなぁ」と思えたのが、浄土ヶ浜の景色。

透明な海と白い岩、美しい湾の静けさに包まれて、

忙しい日常のざわざわがすーっと遠くなっていくような感覚でした。

心がふっと軽くなって、自然ってすごいなぁってあらためて感じました。

夜は宮古駅近くの居酒屋に立ち寄って、海鮮三昧のごちそうタイム!

どのお刺身も新鮮で、地元の味がギュッと詰まっていて、2人で「うま〜っ」の連発!


3点盛りを注文したら、まさかの5点盛りに!?
どれも新鮮な宮古産で、お店のサービス精神に感激!

お酒もちょっぴり入りつつ、旅の充実感がぐっと深まった時間でした。



鹿と3回の衝突、自然とのリアルな共存




帰りのJR山田線では、思いがけないハプニングが続きました。

まずは、反対方向から来る下り列車が鹿と2回も衝突。

その影響で私たちの列車は、しばらく動けずに停車。

「えっ、鹿ってそんなにいるの…?」と驚きつつも、

まだどこか他人事のような気持ちでいた私たち。


のどかなローカル線の車内。
でもこのとき、私たちはちょっとしたピンチに直面してました。

でも、スマホで新幹線の時間を確認しながら、

だんだんと「これ、盛岡で乗り継ぎ間に合う…?」という焦りがにじんできました。


そしてようやく動き出したと思ったら——

今度は“自分たちの列車”が鹿と衝突。

ガタン、と音がして列車が急停車。

さっきまでの会話がすっと止まり、車内の空気は一気にピリッと張り詰めました。

「鹿さん、大丈夫かな…」という気持ちと、

「間に合わなかったらどうしよう」という不安が交錯する中、

私たちは静かに、でも心の中ではずっと時計を気にしながら、

じっと運転士さんの帰りを待ち続けました。



奇跡の10分!仙台駅ダッシュ大作戦

盛岡にたどり着いた時点で、予定していた新幹線はすでに出発済み。

乗れるのは、仙台止まりの最終便だけ。

「このままじゃ大宮まで帰れない…!」

新幹線に飛び乗り、車内でスマホ片手に夜行バス探しの大作戦スタート。

でもそこは山中。

トンネルが多くて電波が入らない!

「お願い、電波つながって〜!」と祈るような気持ちで何度も検索し続けました。


そして…奇跡のように1台だけヒット。

仙台発・大宮行きの夜行バス。

すぐに予約完了!でも、安心するのはまだ早かった。

新幹線の到着予定は23:01、バスの出発は23:10。


駅を出てバス乗り場まで9分しかない。

しかも、バスの発着場所は駅構内ではなく、「ヨドバシカメラ前」。

土地勘もないし、夜の仙台駅は広い。

私たちは駅に到着するなり、荷物を抱えて猛ダッシュ!

構内を走りながら、警備員さんに

**「すみません!ヨドバシカメラってどっちですか!?」**と叫ぶように聞いて、

指差された方向に全力で走りました。


そして——

息を切らしながら到着したバス乗り場には、

すでに待機していたバスが。

「間に合った…!」

顔を見合わせて、ふたりで思わず笑ってしまいました。

この旅で、一番アドレナリンが出た瞬間だったかもしれません。



雪とともに帰宅、そしてジャックと日常へ

バスに乗った瞬間、ようやくひと息…つけるはずだったけど、

ここでも最後の波乱が待っていました。

その日は、関東がこの冬初の大雪。

予定していた東北道が通行止めになってしまい、

バスは常磐道経由にルート変更。

「無事に帰れるのかな…」と不安になりつつも、

静かな車内で、ようやく少しだけ目を閉じました。


明け方、雪の積もる大宮に到着。

朝の空気はひんやりしていたけれど、

「帰ってきたんだなぁ」と、ちょっとほっとする瞬間でした。

そして帰宅後、まずやったのは、

ジャック(うちの愛犬)のお散歩!

私がどんな旅をしてきたかなんてもちろん知らない彼は、

いつも通りのしっぽフリフリで「おかえり〜!」とお出迎え。

その変わらぬ日常に、なんだかじんわり癒されました。




非日常の旅を終えて、
いつもの日常に「おかえり」と言ってくれる存在。
それだけで、またがんばれる気がしました。

そしてそのまま、出勤(笑)!

旅の余韻もそこそこに、現実の朝がやってきたのでした。



予定通りじゃない旅こそ、最高の思い出

今回の旅、ふり返ってみればハプニングだらけ。

予定どおりにはいかなかったし、

笑って、走って、トラブルに振り回されて…

でも、だからこそ、心に残ったんだと思います。


「これ…57歳の旅じゃないよね(笑)」

と、自分でツッコミたくなるくらいのドタバタだったけど、

今はもう、全部まるごと宝物。


旅って、計画通りにいかなくてもいい。

むしろ、想定外こそがいちばんの思い出になる。

大切な人と一緒に笑えたこと、

その場その場で何とか乗り越えたこと、

予定よりもずっと濃くて、あたたかい時間が残りました。


きっとまた、こういう旅がしたくなる。

そんな風に思える、**「キュンパス大冒険の巻」**でした。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
ハプニングだらけだったけど、それも含めていい思い出です。
また、ゆるっと旅に出られますように。

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この記事を書いた人

はじめまして。mina(ミナ)と申します。
アラフィフ、57歳。猫と犬と一緒に、のんびり一人暮らしをしています。

普段は会社員として働きながら、
ボーナスほぼゼロの収入を支えるため、副業でファミレスのバイトもしています。

趣味は、たまに出かける小さな旅行。
そして何より、家で猫や犬とまったり過ごす時間が、私にとっての一番の幸せです。

このブログを始めたきっかけは、
老後がすぐそこに見えてきた今、
「このままで大丈夫かな」と不安を感じる自分自身を励ましたかったから。
そして、同じように感じている誰かの小さな勇気になれたら、と思ったからです。

ブログでは、
節約や副業のこと、心屋で学んだことを活かしたちょっとしたお悩み解決、
ペットとの暮らし、日々の小さな幸せについて、こつこつ発信していきます。

老後が近くても、一人でも、
こつこつ積み重ねたらきっと大丈夫。
私のリアルな暮らしが、少しでも誰かの励ましになりますように。

どうぞ、よろしくお願いします。

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