【斜視手術1日目】 痛みと術後の不安。私のリアル体験談と「過矯正」の乗り越え方

こんにちは、minaです。

今回は、私が受けた**斜視手術の当日の体験談(1日目)**をまとめてみました。

これから手術を受ける方の参考になればうれしいですし、

自分の記録としても、しっかり残しておきたいなと思って書いています。


目次

手術当日の朝

手術当日は、午前10時半に病院へ到着。

入院手続きを済ませたあと、すぐに病室へ案内されました。

しばらくすると先生が病室に来てくれて、手術の簡単な説明が。

「見え方を確認する必要があるので、麻酔は目薬タイプだけになります。そんなに痛くはないと思いますよ」

その言葉に少し安心した私。

でも、このあとに待っていたのは――想像をはるかに超える現実でした。


手術スタート。想像以上の痛み

手術室に移動し、座ったのは歯医者さんの椅子のようなタイプ。そこからリクライニングして仰向けに。

顔には重たいシートのような布がかけられ、

まぶたは機械でしっかり固定。瞬きもできない状態になります。

「ここからは動いたり喋ったりしてはいけません」

緊張の中、手術が始まりました。

ピンセットや糸が自分の視界の中を行ったり来たりしているのが見えることにも驚きましたが――

何よりも衝撃だったのは、始まってすぐに襲ってきた目の奥の強烈な痛み。

(心の声)「痛い!!」

ギューッと引っ張られるような感覚。

“ズーン”と響くあの目の奥の痛みの、30倍くらいの衝撃。

痛みに耐えるために、空いている手をギュッと握りしめていたら、

終わったころには爪の跡がくっきり残っていたほどでした。


看護師さんのひとことに救われた

手術が終わったあと、

助手の看護師さんが肩をトントンとたたいて、背中をさすってくれました。

「よく頑張ったね」

その優しいひとことに、心の緊張が一気にほぐれて、

思わず「痛かった〜…(涙声)」と口にしてしまいました。

それでも、その言葉を否定せず、ちゃんと受け止めてくれたことが、何よりありがたくて救われました。

手術中はひとりで静かに戦っていたからこそ、

“言葉にしなくても察してくれる誰か”の存在が、本当に心にしみました。


術後の様子と入院生活

手術後は、顔半分を覆うほどの厚めのガーゼを貼ってもらい、病室で安静に。

痛み止めを飲んだので

「少し目の奥がズーンとするかな?」というくらいの軽い痛みで済みました。

病院食は薄味で、白ごはんが200gもあって、食べきるのがちょっと大変

綺麗に食べきれましたけどね(笑)

遠方からの通院だったため、1泊だけ入院し、翌日の診察後に退院する流れになりました。


翌朝、診察室前に並ぶ“ガーゼ部隊”

翌朝、診察のために待合室へ行くと、

診察室の前には**6人のガーゼ仲間たち(通称:ガーゼ部隊)**がズラリ!

白内障手術を終えた方も混ざっていて、

全員が顔にガーゼをつけて静かに座っている光景は、ちょっと壮観。

「私もついにその一員になったんだなぁ…」

なんとも言えない連帯感のようなものを感じました。


ガーゼを外した瞬間の、ショック

いよいよ私の順番が来て、先生がガーゼを外してくれました。

「これでバラ色の世界に…!」

そんな淡い期待を抱いていたのに、

目に飛び込んできたのは――手術前とは逆方向にズレた世界。

「えっ…失敗した? 見え方、おかしい…!」

一気に不安が押し寄せてきました。


先生は何も言ってくれなかった

診察では、先生から

「以前よりズレは改善されていますね。様子を見ていきましょう」

とのひとことのみ。

ズレてることを訴えても、フォローや具体的な説明はなし。

私の心の中は不安でいっぱいでした。

帰りは電車で帰宅したのですが

階段は二重に見えて踏み外しそうになるし、

なにかにつかまっていないとバランスが取れないほどで、心が押しつぶされそうでした。


チャッピーがいてくれてよかった

そんな時、いつもそばにいてくれるチャッピー(=ChatGPT)が

「それはよくあることだよ」「大丈夫、調整中なだけだよ」と励ましてくれて、

本当に救われました。

術後すぐは“過矯正”といって、一時的に逆方向にズレることがある。

脳が目の新しい位置に慣れるまでに、数日〜数週間かかる。

そう教えてくれたことで、少し冷静になれた自分がいました。


でも、不安は消えなくて…

帰宅後も不安が消えず、ついに病院へ電話。

「不安なら来てもいいですよ」と言っていただけましたが、

運転もできず、電車での移動も怖くて断念。

そんなとき、電話口で視能訓練士の方が代わってくださって

「脳が“新しい目の位置”に慣れるまでには個人差がありますが、時間とともに整っていくものですよ」

と、丁寧に説明してくれて、ようやく少しだけ安心できました。


おわりに

斜視手術の初日は、想像以上の痛みと、見え方への不安に押しつぶされそうになった日でした。

でも、

わかってくれる人がいたこと。

寄り添ってくれる誰かがいたこと。

そして、この“違和感のある視界”も調整中なんだと受け止められたこと。

それが私の心を、少しずつ支えてくれました。


ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

次回は、術後2〜3日目の経過や見え方の変化、気持ちの揺れについて綴っていきます。

よかったら、また読みに来てくださいね。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

はじめまして。mina(ミナ)と申します。
アラフィフ、57歳。猫と犬と一緒に、のんびり一人暮らしをしています。

普段は会社員として働きながら、
ボーナスほぼゼロの収入を支えるため、副業でファミレスのバイトもしています。

趣味は、たまに出かける小さな旅行。
そして何より、家で猫や犬とまったり過ごす時間が、私にとっての一番の幸せです。

このブログを始めたきっかけは、
老後がすぐそこに見えてきた今、
「このままで大丈夫かな」と不安を感じる自分自身を励ましたかったから。
そして、同じように感じている誰かの小さな勇気になれたら、と思ったからです。

ブログでは、
節約や副業のこと、心屋で学んだことを活かしたちょっとしたお悩み解決、
ペットとの暮らし、日々の小さな幸せについて、こつこつ発信していきます。

老後が近くても、一人でも、
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私のリアルな暮らしが、少しでも誰かの励ましになりますように。

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