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息子にLINEをブロックされた母が、また笑い合える日までにしていたこと

最近、この「LINEブロックされた話」の記事に、たくさんの方が訪れてくれています。

もしかしたら、今まさに――

「子どもにLINEをブロックされてしまった」

「どう接していいかわからない」

「このまま親子関係が壊れてしまうのでは…?」

そんな不安やさみしさを抱えている方がいるのかもしれません

私自身も、ほんの二年前までは同じように悩んでいました。

今は信じられないくらい穏やかな関係を取り戻せていますが、当時は本当に苦しかった。

そこで今回は、

私がどうやってその時期を乗り越えたのか?

どんなふうに気持ちと向き合っていたのか?

そして

その後、どんな変化があったのか?

体験をふりかえりながら、お話ししてみたいと思います。

いま悩んでいる誰かの心が、ほんの少しでも軽くなりますように。

ブロックされていた間、私はどうしていたか?

正直なところ、最初はショックでした。

けれど、「ブロックされた」という現実だけを見つめて、ずっと落ち込んでいるわけにはいかない。

そう思って、私はできるだけ「今の暮らし」を大切にすることにしました

たとえば、

・ジャック(愛犬)やキキ(愛猫)と過ごす時間に癒されて

・友達と旅行の予定を立ててみたり

・美味しいものを食べて「今日もいい日だった」と思えるように心がけたり

そんなふうに、“自分の時間”をちゃんと楽しむようにしていたんです。

もちろん、「本当は仲直りしたい」って気持ちはあったし、

このまま一生会えなかったらどうしようって、不安で涙が出た夜もありました。

でも、前だけを見て、日常をちゃんと生きることが、

いつかまた笑い合える日を迎えるための、自分なりの準備だったのかもしれません。

ブロックされて気づいたこと

息子にブロックされてしまったことは、私にとって大きな出来事でした。

でも、その時間があったからこそ、気づけたこともたくさんありました。

たとえば――

私は「困ったときに助けてほしい」と思ったとき、

つい家族に甘えてしまっていたかもしれません。

子どもたちはもう大人なのに、「親だから」「家族だから」と、

どこかで当然のように頼ろうとしていた自分がいたんです。


でも、ブロックされたことではじめて

「これは子どもたちにとって、プレッシャーだったのかもしれない」

と気づくことができました。


それから、ブロックされてしまったことを友達に冗談っぽく話してみたとき、

「うちもあったよ〜」「私も息子に言われたことあるよ」「うちはこんなことあってさ」なんて声が返ってきて

話してみなければわからなかった、たくさんの“共感”に出会えたんです

「自分だけがダメな親なんじゃないか」って思っていたけど、

みんな、それぞれ子どもとの関係に悩んだり迷ったりしてるんだなって。

そのことに救われたし、

「また話せる日がくるかも」って希望を持つことができました。

今、思うこと

ブロックされていたあの頃のことを、今では懐かしく思い出せるようになりました。

あんなに悩んで、さみしくて、どうしていいかわからなかった日々。

でも、だからこそ今の関係がどれだけありがたいものか、心から感じられます

最近、息子から送られてきたのは

「家から花火が見えたよ」っていう、夜空に咲いた大輪の写真でした。

「いいな〜今度見に行きたいな」って返信したら

おいでよ。バーベキューでもしながら一緒に見ようよ」って。

ほんの少し前まで、想像もしていなかった未来が、今ここにあります。


もうすぐ赤ちゃんが生まれる予定の息子夫婦。

ゴールデンウィークに会ったときには、名前をどうするか迷っていて、

「お父さんとお母さんは、どうやって名前を決めたの?」って聞いてくれました。

その姿に、「ちゃんとお父さんになる覚悟ができてるんだな」って感じたし、

そんなふうに聞いてきてくれるのが、ただただ嬉しかった。


私自身は、現在子どもたちと離れて、関東の片隅で一人暮らしをしています。

家族で一緒に暮らす日々に少し憧れを感じることもあるけれど、

それでも――

一人でも笑って暮らしていけるように。

子どもたちが遠くにいても、安心してくれるように

私は、私のこつこつ暮らしを楽しんでいこうと思っています。

おわりに

ブロックされていたときは、本当にさみしくて、どうしていいかわかりませんでした。

でも、時間がたって少しずつ、わたしの心も、息子との関係も、ほぐれていきました。

今悩んでいる方へ――

無理に追いかけなくても大丈夫です。

あなたの気持ちはちゃんと届いています。

そして、自分の暮らしを大切にしているうちに、

少しずつ、霧が晴れるような日がやってくるかもしれません。

この経験が、誰かの気持ちをそっと軽くするきっかけになれば嬉しいです。

ブロックされていた当時のことを、前回の記事にまとめています。

あの頃の気持ちを正直に綴った記事なので、まだ読んでいない方はこちらもぜひ👇️

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LINEブロックされた息子と、再び繋がれた話。 ある時期、息子にLINEをブロックされていた私。なぜそうなったのか、そして関係が少しずつ修復されていった過程を振り返ります。家族とのすれ違いに悩む方にも届きますように。
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この記事を書いた人

はじめまして。mina(ミナ)と申します。
アラフィフ、57歳。猫と犬と一緒に、のんびり一人暮らしをしています。

普段は会社員として働きながら、
ボーナスほぼゼロの収入を支えるため、副業でファミレスのバイトもしています。

趣味は、たまに出かける小さな旅行。
そして何より、家で猫や犬とまったり過ごす時間が、私にとっての一番の幸せです。

このブログを始めたきっかけは、
老後がすぐそこに見えてきた今、
「このままで大丈夫かな」と不安を感じる自分自身を励ましたかったから。
そして、同じように感じている誰かの小さな勇気になれたら、と思ったからです。

ブログでは、
節約や副業のこと、ちょっとしたお悩み解決、
ペットとの暮らし、日々の小さな幸せについて、こつこつ発信していきます。

老後が近くても、一人でも、
こつこつ積み重ねたらきっと大丈夫。
私のリアルな暮らしが、少しでも誰かの励ましになりますように。

どうぞ、よろしくお願いします。

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