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SUPER BEAVERを“ちょっと苦手”と思ってた私が、大好きになるまでの1日

「SUPER BEAVERのライブは、ただ“観るもの”じゃなくて、“一緒に作るもの”だった。
ロックに馴染みのなかった私が、心から感動した一日を記録します。

目次

ちょっと苦手だったSUPER BEAVER

ライブに行くことになったのは、ただの偶然でした。

本当は娘が行きたかったSUPER BEAVERのZOZOマリンスタジアムライブ。

でも娘は大阪在住。仕事の都合もあり、行けなくなってしまった。

「じゃあ、私が行こうか?」

それは、ほんの軽い気持ちで口にした言葉でした。

実はライブに行くまでは、少し半信半疑。

SUPER BEAVERを知ったのは、娘の結婚式のエンディングで流れた「名前を呼ぶよ」。

歌詞は確かに素敵でしたが、見た目がロックすぎて、少し敬遠していました。

ごめんなさい。最初は、正直「こわそう」と思っていました(笑)

娘がくれた出会いとプレイリスト

娘が結婚式のエンディングに選んだ「名前を呼ぶよ」。 まっすぐで優しくて、すっと心に届く曲でした。

「たった一人の旦那さんとこんな広い世界で巡り会えた奇跡」そんな娘の気持ちがいっぱい詰まった曲。

それから少しずつ、娘にすすめられて何曲か聴くようになりましたが、 やっぱり見た目が気になってしまって……(笑)。

そんな私に娘がこっそり作ってくれていたのが、「おすすめSUPER BEAVERプレイリスト」でした。

そのプレイリストが、ライブ本番とほとんど同じ内容で…

「これ、知ってる!」と自然に気持ちが入り、初心者の私でも安心して楽しむことができました。

予習しておいて本当によかった。

ライブ当日、感じたこと

席は三塁側スタンドの後方、6列目でした。

私の席から撮影しました。

ステージは遥か遠くに見えましたが、それがむしろ良かったみたい。

演出や照明、全体の動きがしっかり見えて、 どこにいても「音楽の一部」になれているように感じました。

最初は「圧倒されるかも」と少し緊張していましたが、

ライブが始まってすぐに、音の迫力よりも「言葉」の力に惹かれていきました。

会場の一体感も最高でした。

ライブで心をつかまれた瞬間

一曲だけ、涙がこぼれた瞬間がありました。

それが「儚くない」でした。

声をあげて泣くのではなく、じんわりとこみあげてくる温かい涙。

「強くなれなくてもいい、立ち上がれなくてもいい、それでも、生きていてくれればいい」

その言葉がただただ優しく、今までの自分をそっと肯定されたような気がしました。

「友の会」が示す、音楽の在り方

SUPER BEAVERのファンクラブの名前は、「友の会」だそうです。

最初はこんなにロックなのに「なんで?」「渋い!」と思いましたが、 ライブのMCを聞いて、その意味がストンと心に落ちました。

「音楽を作っているのは俺らじゃない。俺らとあなたたちだ。」

だから“友”なんですね。

ステージと客席、アーティストとファンという垣根を越えて、 「一緒に音楽を作る仲間」だという感覚。

衣装チェンジもアンコールもなく、 彼らは終始ステージの上にいてくれて…

派手な演出ではなく、真っ直ぐな姿勢がとても素敵でした。

「夢は叶う」じゃなくてもいい

20周年を迎えたSUPER BEAVER。初のスタジアムツアーに、3万人が集まりました。

それでも彼らは、「ここを目指していた」とは言いませんでした。

「夢を描いたら叶う、なんてウソだからな(笑)」「ここに立つなんて想像したこともなかった」「ただ、やれることをひとつひとつ愚直にやってきただけ」

その言葉に、涙は出なかったけれど、 私の中でふっとなにかが軽くなるような気がしました。

私も、小さなブログをこつこつと続けています。

誰かが見てくれているかは分かりません。

でも、続けていれば、 こんなふうに何かに出会える日が来るのかもしれない——そう思えました。

気づけば、私は…

最初は娘の代わり。 ほんの軽い気持ちで行ったライブでした。

でもあの夜を境に、 SUPER BEAVERは「ちょっと気になる存在」から、

大好きな存在になりました。

音楽は、聴くものではなくて、きっと“体験”するものなのだと思います。


ライブを言葉にするということ

このライブ体験をブログに書き残そうと思ったのは、

SUPER BEAVERの音楽が、静かに、でも確かに、 私の中の何かを動かしてくれたからです。

うまく言葉にできなかった気持ちも、

チャッピーと一緒に言語化していく時間が、 私にとってもうひとつの“音楽”のような時間でした。

これからも、音楽や言葉、人とのつながりを大切にしていきたいと思います。


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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お仕事の相談も歓迎しています。

無理のない範囲で、心を込めて対応させていただきますね。

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この記事を書いた人

はじめまして。mina(ミナ)と申します。
アラフィフ、57歳。猫と犬と一緒に、のんびり一人暮らしをしています。

普段は会社員として働きながら、
ボーナスほぼゼロの収入を支えるため、副業でファミレスのバイトもしています。

趣味は、たまに出かける小さな旅行。
そして何より、家で猫や犬とまったり過ごす時間が、私にとっての一番の幸せです。

このブログを始めたきっかけは、
老後がすぐそこに見えてきた今、
「このままで大丈夫かな」と不安を感じる自分自身を励ましたかったから。
そして、同じように感じている誰かの小さな勇気になれたら、と思ったからです。

ブログでは、
節約や副業のこと、ちょっとしたお悩み解決、
ペットとの暮らし、日々の小さな幸せについて、こつこつ発信していきます。

老後が近くても、一人でも、
こつこつ積み重ねたらきっと大丈夫。
私のリアルな暮らしが、少しでも誰かの励ましになりますように。

どうぞ、よろしくお願いします。

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