こんにちは、minaです。
今回は、私が実際に受けた**「上斜視と回旋斜視の手術」**にかかった費用をまとめてみました。
手術を検討している方や、費用が心配でなかなか一歩が踏み出せない方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

まず、最初にざっくりとした合計をご紹介しますね。
■ かかった総額は
かかった費用の総額は「42,128円」でした。
(通院・入院・交通費などの合計)
項目 | 内容 | 金額 |
---|---|---|
検査① | 2023年12月:事前検査 | 1,100円 |
検査② | 2024年4月:手術前検査 | 640円 |
検査③ | 入院前の診察・採血など | 3,640円 |
検査④ | 退院後1週間の診察 | 1,040円 |
入院・手術費 | 1泊2日+食事代含む | 33,380円 |
交通費 | 電車往復+タクシー | 1,728円+600円 |
合計 | 通院・入院・交通費の合計 | 42,128円 |
入院給付金 | 県民共済より受給予定 | ▲10,000円 |
実質自己負担額 | 約32,000円 |
■ 通院にかかった費用
- ① 2024年12月の検査:1,100円
- ② 2025年4月 手術前検査:640円
- ③ 入院前の心電図・採血・診察:3,640円
- ④ 退院後1週間の診察:1,040円
■ 入院・手術費用
- 2025年5月:33,380円(保険適用3割負担後)昼・夜・朝の食事代(1,530円)も含みます。

■ 交通費
- 電車往復(2回分):864円 × 2 = 1,728円
- 駅までのタクシー代:600円
■ 高額療養費制度について
私の収入(年収約200万円台)だと、「高額療養費制度」の自己負担限度額は57,600円です。
今回の入院費用は33,380円だったため、高額療養費制度の上限(57,600円)には届かず、制度の利用は不要でした。

※なお、会社員の方などで「健康保険組合」に加入している場合、高額療養費制度に加えて「付加給付金」が支給されるケースもあります。
(例えば自己負担が2万円まで、など)
該当するかどうかは、ご自身の加入している保険組合のホームページ等で確認してみてください。
私の加入している健康保険組合は自己負担額が5万円までになっているため、今回は該当しませんでしたが
実は昨年に手術をした眼瞼下垂手術のときは「付加給付金」を受け取ることができています。
眼瞼下垂症の手術についても後で記事にしますね。
■ 高額療養費制度の申請が簡単に!マイナ保険証のメリット
実は今回、入院の前に「限度額適用認定証」の手続きをする必要がありませんでした。
(そもそもそんなにかからなかったのですが)
というのも、私はすでにマイナ保険証(マイナンバーカードの保険証利用)に切り替えていたから。
マイナ保険証を使っていると、病院の窓口で自動的に「高額療養費制度の適用」がされるため、
わざわざ事前に市役所や保険組合に申請しに行く必要がないんです。
これは本当に便利で、「手術費が高くなったらどうしよう」と不安になる気持ちが、少し軽くなりました。
マイナ保険証、色々と意見はありますが、入院や手術のときは強い味方になると実感。
■ 民間の保険(県民共済)
私が加入しているのは、月額2,000円の県民共済のみ。
・手術給付金は対象外の保証内容のため出ませんでした。
・入院給付金:1日あたり5,000円 → 1泊2日のため、10,000円受給予定です。
つまり、最終的な実質自己負担額は:
42,128円 – 10,000円 = 約32,000円程度となります。
リベ大の両学長がよく言っているように、「不要な保険は解約していい。貯金で備えよう」という考えに、私も共感しています。
そして今回の手術を通して、高い保険に入っていなくても、ちゃんと医療費はカバーできるということを実感しました。
■ 医師のひと言(診療報酬について)
手術後、先生がぽつりと「この手術は難易度のわりに診療報酬が低いんだよね」とおっしゃっていました。
それを聞いて、「そんな大変な手術だったんだな」と、改めて感謝の気持ちが込み上げました。
ただ同時に、「いまズレて見えてつらい」と訴えた気持ちを、その言葉で片付けられたような、少しだけ悲しい気持ちにもなったのも事実。
(もちろん今は見えるようになったけど…)
それでも、高度な医療が国民皆保険制度のお陰で安心して受けられるなんて
日本に生まれてよかったなと思います。
■ 最後に
私のケースでは、思っていた以上にかからなかったなと言うのが実感です。
もしもの備えは、「保険」だけじゃなく、「制度」や「日頃の貯金」で充分なんですよね。
これから手術を控えている方の参考になれば嬉しいです。
■ 番外編:ペットがいる人に伝えたいこと
私は今回の入院で、ジャックとキキをペットシッターさんにお願いすることになり、プラス7,720円の費用がかかりました。
「一人暮らしで、犬や猫がいるから入院なんて無理」
そう思って手術をためらっていた時期も、正直ありました。
でも、ちゃんと調べてみたら、信頼できるペットシッターさんはいるし、
たとえ数日間でも、しっかりお世話してくれる人がいます。
しかも、ペットシッターさんはペットホテルのように預けるのではなく、
自宅に来て、いつもの慣れた環境でお世話してくれるから、
私自身もとても安心してお願いすることができました。
私が入院している間も、うちのキキとジャックはいつも通りのおうちで、
落ち着いて過ごせていたようです。

「あの子たちを置いてなんて行けない」──その気持ちは、すごくよくわかります。
でも、「自分の目の健康のために治療すること」は、
これからもあの子たちと元気で過ごすために大事なことでした。
ペットがいるからこそ、健康でいたい。
だからこそ、ちゃんと治療を受けよう。
そんなふうに、私は少しずつ思えるようになりました。
同じように悩んでいる方へ。
大丈夫。あなたがいない数日間、ちゃんと助けてくれる人はいます。
そして何より、あなたが元気になって帰ってくることが、
きっと大切な家族(=ペット)にとっても、いちばん嬉しいことだと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
ご感想やご質問、ちょっとしたメッセージなども、
お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
また、「記事を書いてほしい」「紹介してもらえたら・・」など、
お仕事の相談も歓迎しています。
無理のない範囲で、心を込めて対応させていただきますね。
コメント