年に一度くらいのペースで旅行に出かけている、気の合う友人たちがいます。
栃木、浦安、福岡、そして群馬に住む私。
みんな住んでいる場所はバラバラだけれど、「また会おうね」の約束をちゃんと叶えて、毎年どこかへ出かけています。
前の年は群馬に来てもらったので、今回は姫路出身で今は浦安に住んでいる友人が案内してくれて、有馬温泉へ行ってきました。
私、新緑の季節がとても好きなんです。
やわらかい緑に囲まれた景色を見ると、それだけで気持ちがふっとゆるむ気がして。
今回のお宿も、そんな季節にぴったりの、静かで癒される場所でした。
泊まったのは
有馬温泉 月光園 鴻朧館(こうろうかん)
お部屋、お風呂、お料理…。
「また泊まりたい」と思える、とても素敵なお宿だったので、今日はその宿泊記をまとめてみようと思います。
姫路城と明石焼き、そして有馬温泉へ
まずは姫路で待ち合わせ。
せっかくなので、姫路城(白鷺城)を外から眺めて、名物の明石焼きを食べてから有馬温泉へ向かいました。
そこから高速バスに乗って、有馬温泉駅へ。

駅に着いてから宿に電話をすると、送迎バスで迎えに来てもらえます。
大きな荷物を持っての移動だったので、これはとてもありがたかったです。

この日はあいにくの雨。
でも、不思議と嫌な感じはなくて、むしろ雨に濡れた新緑がとてもきれいで。
しっとりした空気の中、緑がいつもより鮮やかに見えて、
「こういう雨なら悪くないな」と思ったのを覚えています。
旅って、晴れの日の景色ももちろん好きだけれど、
雨の日だからこそ出会える景色もあるんですよね。
そんなことを思いながら、お宿へ向かいました。
【鴻朧館のお部屋】窓いっぱいの新緑に感動
お宿に着いて、玄関を入った瞬間。
目の前に広がったのは、一面の新緑でした。

このお宿は、建物の後ろ側が川沿いというか、谷のような地形になっていて、表から入ると1階なのに、裏側はかなり高い場所に建っているような不思議な造り。
大きな窓いっぱいに、やわらかな緑が広がっていて、その景色を見た瞬間に
「あぁ、来てよかったなぁ」と思いました。
私は、新緑の季節が大好きなんです。
春の終わりから初夏にかけての、あのやさしい緑。
眺めているだけで気持ちがほどけていくようで、
それだけで幸せな気持ちになれるんですよね。
あいにくの雨だったけれど、雨に濡れた緑はむしろいっそう鮮やかで、
この景色に出会えただけでも来た価値があったなと思いました。
ロビーで景色に感動したあと、エレベーターでお部屋へ。
たしか6階くらいだったと思います。
扉が開いて部屋に入ると――
そこにも、やっぱり大きな窓いっぱいに新緑が広がっていました。

「また緑!」と、思わず笑ってしまうくらい。
ロビーでも十分感動したのに、お部屋から見る景色もまた違っていて、
窓の向こうに広がるやわらかな緑に、また心をつかまれました。
旅先のお宿って、お部屋に入った瞬間の印象がすごく大事だと思うのですが、
この時点でかなり
「ここ、好きだな」
って思っていました。
外の景色をぼんやり眺めながら、
何もしない時間すら贅沢に感じる、そんなお部屋でした。
広い和室と嬉しいアメニティ
気になる料金ですが、私たちが宿泊した時(2年ほど前)は
1泊1名 31,350円でした。
季節や部屋タイプによって変わると思いますので、
最新の料金は公式サイトでご確認ください。
私たちが泊まったのは、和室が2つあるかなり広いお部屋。
荷物を広げても余裕があって、
4人でも窮屈さを感じることなく、ゆったり過ごせました。
友達同士の旅行って、おしゃべりする時間も大事だから、
こういう広さってやっぱり嬉しいですね。
お部屋にはアメニティもしっかり用意されていました。

ヘアゴムやシャワーキャップなど、女性にはうれしい細かな気配りがあって、
基礎化粧品はなんとドクターシーラボ。

こういうところ、地味にテンションが上がりますよね。
洗面スペースもとても広くて、4人で泊まってもまったく困らない広さ。
朝の支度って意外と重なるので、こういう余裕があるのは本当にありがたかったです。
そして、ちょっとびっくりしたのが金庫。
普通のホテルだと1つあることが多いと思うのですが、ここはダイヤル式のボックスがいくつも並んでいて、
「えっ、何人泊まるの?」
と思わず笑ってしまうくらい。
それだけ大人数での宿泊も想定されているんだなぁと感じました。
お部屋のお風呂は今回は使いませんでしたが、
そこにも大きな窓があって、やっぱり新緑が見える造り。

お風呂に入りながらこの景色を眺められるなんて、贅沢だなぁ…と見とれてしまいました。
金泉・銀泉を満喫。やっぱり明るいうちのお風呂は最高
旅館に着いたら、やっぱり
ご飯の前にまずはお風呂。
まだ外が明るいうちに入る温泉って、なんであんなに特別なんでしょう。
夕方とも夜とも違う、少しやわらかい光の中で入るお風呂って、
それだけで「旅行に来たなぁ」って気持ちになります。
有馬温泉といえば、やっぱり金泉と銀泉。
せっかくなので、もちろん両方楽しんできました。
金泉は、鉄分や塩分を多く含んだ赤茶色のお湯。
最初に見た時は
「わ、本当にこんな色なんだ!」
とちょっとびっくり。
しかも、白いタオルがほんのり茶色く染まってしまうくらい。
それもまた
「あぁ、有馬温泉だなぁ」
って思える体験でした。
群馬に住んでいる私は、伊香保温泉の「黄金の湯」と「白銀の湯」に馴染みがあります。
だから有馬温泉で「金泉」と「銀泉」に入った時、
“あれ?なんだか似てるな”
と思いました。
こんなに離れた場所なのに、
どこか共通する温泉文化があるのが面白くて、ちょっと親しみを感じました。
月光館のお風呂へ|まさかの錦鯉にびっくり
ご飯の前に入ったのは、鴻朧館のお風呂。
そして夜ご飯のあとには、お隣の月光館のお風呂にも入りに行きました。

月光園の鴻朧館と月光館は渡り廊下でつながっていて、外に出ることなく移動できるので、雨の日でも濡れずに行けるのがありがたかったです。
しかも館内には高低差があるので、移動はエスカレーター。
階段ではないので、年配の方でも安心だなぁと思いました。
月光館に入ってすぐ、印象に残ったのが錦鯉。
館内に小さな池のようなスペースがあって、そこに立派な錦鯉が何匹も泳いでいました。
友達が何気なく指を近づけたら、その錦鯉がパクパクと指を食べようとしてきて(笑)

「えええ!」とみんなで大笑い。
温泉やお料理だけじゃなくて、こういう何気ない出来事もちゃんと思い出になるんですよね。
写真だけでは伝わらない空気感は、YouTubeでもどうぞ♪
ご飯が評判の宿。やっぱり選んで正解だった
今回このお宿を選んだ理由のひとつが、
“ご飯の評判がよかったこと”。
せっかくの温泉旅行なら、お風呂はもちろんだけれど、
やっぱりお料理も大事ですよね。
夕食は、ゆっくり楽しめる懐石料理。

最初に運ばれてきた時点で
「わぁ…!」
と声が出るくらい、見た目がとてもきれいでした。

季節を感じる器や盛り付けも素敵で、
ひとつひとつ丁寧に作られているのが伝わってきます。

そして、やっぱり印象に残っているのは神戸牛のステーキ。

運ばれてきた瞬間、
「これはもう間違いないやつだ…!」
とみんなで笑ってしまいました。
……とはいえ。
神戸牛って、やっぱり脂がしっかり乗っているので、
お年頃の私たちには少し重かった(笑)
若い頃なら「もっと食べたい!」だったかもしれないけれど、
今は「美味しいものを、ちょうどよく」がちょうどいい。
みんなで「美味しいけど、もう十分だね(笑)」なんて話したのも、今思えばいい思い出です。
季節の天ぷらも、揚げたてでさくっと軽くて、
素材の味がちゃんと感じられるやさしい美味しさ。
そして最後にいただく、炊き立てのご飯と赤だしのお味噌汁。

さらに、ご飯に添えられていた香の物までちゃんと美味しい。
こういう小さな”ちゃんとしてる”があると、「また来たいな」って思います。
5月なのにスイカ。最後まで嬉しいデザート
そして最後のデザート。
チーズケーキとフルーツだったのですが、
そこでちょっと嬉しかったのが――
5月なのに、スイカが出てきたこと。

「えっ、もうスイカ?」
と、みんなでちょっとびっくり。
しかも、ただ珍しいだけじゃなくて、
ちゃんと甘くて美味しかったんです。
まだ少し早い時期だから、正直そこまで期待していなかったのですが(笑)
ひと口食べて「あ、美味しい!」ってなりました。
旅館のご飯って、最後のデザートまで丁寧だと満足感が全然違います。
この日もまさにそんな夕食で、
「やっぱりこの宿を選んでよかったね」
と、みんなでしみじみ話したのを覚えています。
翌朝の露天風呂と、新緑に癒された朝
翌朝は、露天風呂の「玉鉾の湯」へ。

朝の明るい光の中で入る露天風呂って、やっぱり特別です。
前日の夕方や夜のお風呂とはまた違って、
景色をしっかり楽しめるのが嬉しい。

目の前には、またまた大好きな新緑。
しっとりとした空気の中、やわらかな黄緑が広がっていて、
ただ眺めているだけで幸せな気持ちになりました。
枯れ木でもなく、
夏の濃い緑でもなく、
芽吹いたばかりの、やさしい黄緑色。
あの新緑の季節って、本当に特別ですよね。
温泉に入って、美味しいご飯を食べて、
気の合う友達とたくさん笑って。
こういう時間があるから、
また毎日を頑張ろうって思える気がします。
年に一度のごほうびみたいな、大人の女子旅。
有馬温泉 月光園 鴻朧館は、
そんな時間をゆっくり味わえる、とても素敵なお宿でした。
新緑の季節も本当に素晴らしかったけれど、
きっと紅葉の時期もまた違った美しさがあるんだろうなと思います。
次は秋にも来てみたい。
そんなふうに思える、また泊まりたくなる宿でした。
以上、旅レポでした😊
私が「また泊まりたい」と思ったお宿はこちらです♪👇️
よくある質問
- 鴻朧館と月光館は別々の宿ですか?
-
同じ「月光園」グループの2つの建物です。館内でつながっていて、どちらのお風呂にも入ることができます。移動はエスカレーターがあるので、段差が心配な方にも安心です。
- 有馬温泉駅から宿まではどうやって行きますか?
-
有馬温泉駅に到着後、宿に電話すると送迎バスで迎えに来てもらえます。大きな荷物がある場合でも安心です。
- 金泉と銀泉、両方入れますか?
-
はい、どちらも楽しめます。金泉は鉄分・塩分を含んだ赤茶色のお湯で、有馬温泉ならではの体験です。白いタオルが少し色づくほど個性的なお湯です。
- 食事はどうでしたか?
-
夕食の懐石料理は見た目も美しく、神戸牛のステーキや季節の天ぷら、炊き立てのご飯まで丁寧な仕上がりでした。デザートも充実していて大満足でした。
- 女性グループの旅行に向いていますか?
-
とても向いていると思います。女性向けアメニティが充実していて、広い洗面スペース、広い和室、二つの館のお風呂と、4人でも窮屈さを感じませんでした。



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