息子にLINEをブロックされた私が、娘との出来事で思い出した“あのチクリとした痛み”

── 小さなすれ違いが教えてくれた、母の心の処方箋。

最近、「息子にLINEをブロックされた話」の記事に、たくさんの方が訪れてくれています。

そして今回書くのは、その “続き” ともいえるお話。

ある日、娘とのちょっとしたすれ違いをきっかけに、

あのとき味わった “胸の奥のチクリ” がふっとよみがえりました。

子どもとの関係で感じる痛みって、

同じ種類のものに触れると、静かに顔を出すことがありますよね。

この記事では、

私がその瞬間に感じたこと、そこから気づいた優しい変化をまとめています。

どなたかの心が少しでも軽くなれば嬉しいです。

\前回までの記事はこちら/

👉 息子にLINEをブロックされた話

👉ブロックされたときに私がしていたこと

目次

娘との小さなすれ違いで疼いた、“あのとき” の心の傷。

子どものことで胸がぎゅっと痛むときって、

誰にも言えなくて、でも一人で抱えるには重すぎて、

どうしようもなく不安になる瞬間がありますよね。

もし今、

「子どもに距離を置かれている気がする」

「嫌われたかもしれない」

そんな気持ちでここに来てくれたのなら、

まずはそっと

よく来てくれました」って伝えたいです。

あなたは弱いんじゃない。

それだけ子どもを大切に思っているから、

心が揺れてしまうだけなんです。

今日は、

そんなあなたに向けて

私の “小さな心の痛み” の話を書こうと思います。

娘の妊娠を知った日の、嬉しさとざわつき

先日、関西に住む娘から

妊娠の知らせが届きました。

もちろん嬉しかった。

でもね、そのすぐ後に胸の奥がふわっとざわついたんです。


私は関東暮らしで、

昼は仕事、夜はバイト。

もし娘が出産したとしても、

そばでサポートしてあげることができない。

それがすごくもどかしくて、

少しだけ罪悪感のような気持ちも湧きました。

「おめでたいことなのに、

なんで私はこんな気持ちになるんだろう…?」

うれしさと不安が混ざったような、複雑な思い

心のどこかに静かに残りました。


そしてもうひとつ。

この時、私は娘に「おめでとう!」と言いつつも、

距離があること、

そしてジャックとキキのこともあって、

「数日なら行けるかもしれないけど、

面倒は見てあげられないかも…」

と、どこか突き放すような言い方を

してしまった気がしていて……。

その小さな後悔も、

ずっと胸の奥にひっかかっていたんです。

姉に話が伝わってしまった日

その直後、横浜に行く予定があり、

息子夫婦にも会いました。

出産直後の話になったとき、

息子夫婦は

「近くに経験者の大人がいて、本当に助かった」

と話していたんです。

お嫁さんの実家がすぐ近くにあるからこそ、

心強かったんだと。


その言葉を聞いたとき、

また胸の奥がチクリとしました。

「私は娘のそばに行ってあげられないんだよな…」

そんな思いがふっとよぎったんですよね。


その話をしている場に、

ちょうど私の姉も一緒にいました。

だから娘の妊娠が、

私の意図とは関係なく、

“図らずも耳に入る” 形になってしまったんです。


そして翌日。

姉はすぐに娘へ

「おめでとう!」

と連絡をしてしまいました。


でも娘にとっては、

まだ安定期前で、

報告する相手も慎重に選んでいた時期。

その気持ちを思うと、

また胸が痛くなりました。


娘からのLINEが届いた瞬間


その娘から届いたLINEがこちらです。

「(姪)と(姉)ちゃんが連絡くれたけど、

妊娠アウティングはやめてほしかったですね…

まだ安心できない時期だし、

報告する相手も絞ってたのに。」

この言葉を読んだ瞬間、

胸の奥がぎゅうっと締めつけられるように痛みました。

怒っているというより、

“まだ不安な時期なんだよ” という

娘の揺れる気持ちがにじんでいて、

それが余計に胸に響いたんです。

“ごめんね” しか言えなかった

娘の言葉には、怒りというより

不安と戸惑いがにじんでいました。

本当は説明したかったんです。

姉に「聞いて聞いて♡」って話したわけじゃなくて、

息子との会話の流れで、

たまたま横に姉がいただけなんだよって。


でも、そのときの私は、

言い訳より先に

ただただ 「ごめん…」 としか言えませんでした。

娘の気持ちを思うと、

あれこれ理由を並べる気持ちにはなれなかったんです。


その瞬間、

胸の奥がまた “チクリ” と痛みました。

あのとき、息子にLINEをブロックされた日の

“拒絶されたような感覚” が

ふっとよみがえった瞬間でした。


それはきっと、

大切な子どもに距離を置かれたかもしれない——

そんな不安に触れたから。

人って、

似た種類の痛みに触れると、

過去の傷が静かに疼くんですよね。

同じように感じているあなたへ

嫌われたらどうしよう。

嫌われたかもしれない。

そんなふうに思ってしまうのは、

あなたが子どものことを 心から大切に思っているから です。

気にしていない親は、

こんなに胸を痛めたり、

「どうしたらいいんだろう」と

検索したりしないですよね。


私もまだまだ、

子離れができていない母親のひとりです。

でも今は、

小さなすれ違いは “終わり” じゃなくて、

“関係を整えるための時間” なんだと

思えるようになりました。


あなたの胸の奥にあるその痛みも、

きっといつか

“愛情ゆえの痛みだったんだ” と

優しく包める日が来ます。

どうか、自分を責めないでくださいね。

その気持ち、

私はとてもよくわかります。

どうか今日のあなたの心が、少しでも軽くなりますように。

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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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