親の入院がきっかけ。50代ひとり暮らしの私が「もしも」のお金と向き合った話

親や自分の「もしものとき」のこと、ちゃんと考えられていますか?

正直、私もずっと後回しにしてきました。(笑)

そんな私が、親の入院をきっかけに、はじめて真剣に向き合った話です。

ひとり暮らしだからこそ、元気なうちの備えが大事だと気づきました。

同じように、親の入院や介護をきっかけに、ふと将来が不安になった方に読んでもらえたらうれしいです。

目次

親が入院して、気づいてしまったこと

うちの場合、父はお金に無頓着な人です。

通帳も保険も年金も、ぜんぶ母が管理してきました。

長年それで回ってきたから、誰も疑問に思わなかった。

でも、先日母が肺炎で入院したとき、ふと不安になったんです。

「もしお母さんに万が一のことがあったら、誰も何にもわからないじゃない」って。

どこの銀行に、いくらあるのか。

保険はどうなっているのか。

大事な書類はどこにあるのか。

父は、たぶん何も把握していない。

それに気づいたとき、ぞっとしました。

「冷たい娘」かな、と思いながら言ったこと

入院している母のところにお見舞いに行って、私、言っちゃったんです。

「ねえ、お母さんのお金、通帳とか銀行とか、わかるようにしておいてもらわないと困るよ」って。

入院中の母に、お金の話。

言いながら、自分でも「冷たい娘みたいだな」と思いました。(笑)

でも、これは冷たさじゃないんですよね。

困りたくないし、困らせたくない。

いざというときに家族が慌てないように、ちゃんと向き合おうとしたからこそ、言いにくいことを言ったんだと思います。


そして、矢印は自分に向いた

親のことを心配しながら、ふと思ったんです。

「これ、私のときは誰がやるんだろう」って。

私はひとり暮らし。

私に万が一のことがあったら、困るのは子どもたちです。

どこに何があるか、わからないまま残されたら。

親に「わかるようにして」と言った私が、いちばんできていなかった。

そう気づいて、これは親の問題だけじゃなくて、自分ごとなんだとはっきり思いました。

FP3級を取って、見え方が少し変わった

実は私、少し前にFP3級という資格を取りました。

お金の基本を勉強したくて。

使ったテキストは「FP3級 合格のトリセツ」です。

お金の知識がほとんどなかった私でも、読みやすかったです。

その知識で、親が亡くなったときの遺産の分け方も、改めて学び直すことができました。

(FP3級は独学で取りました。そのときの話は、FP3級に独学13日で合格した話に書いています。)

私が知ったことを、かんたんにまとめると、こんな感じです。

  • 配偶者と子どもがいる場合、基本の割合がある
  • 子どもが複数いる場合、子ども同士は基本的に平等に分ける
  • ただし、家族で話し合って決めることもある
  • 誰かに多く残したい場合は、元気なうちに話し合いや遺言を考えておく必要がある

うちは三姉妹で、姉が親と同居しています。

だから、親に万が一のことがあったら、姉に多く残すのが自然なのかな、と私は思っています。

でも、そのためにどんな手続きがいるのか。

どんな話し合いをしておけばいいのか。

正直、まだわからないことだらけです。

※ 相続の細かい手続きは、司法書士さんや税理士さんなど専門家に相談するのが安心だと思っています。ここに書いたのは、あくまで私が勉強して「なるほど」と思ったことです。

ただひとつ確かなのは、元気な今のうちに話しておくことが大事だということ。

いざというとき、バタバタの中で決めるのは、きっといちばんつらいからです。

私が実際にやっていること|口座を2つに減らしました

偉そうなことを書きましたが、私自身も少しずつ動いています。

いちばん分かりやすいのが、銀行口座です。

今は、ネット銀行を2つだけにしました。

(楽天銀行と、住信SBIネット銀行です。)

住信SBIネット銀行については、こちらの記事でもくわしく書いています。

去年の暮れには、長く使っていた銀行の口座を解約しました。

車のローンも去年の秋に完済して、引き落としに使っていた口座も解約。

口座があちこちにあると、残された人は探すだけで大変ですよね。

「どこに、いくらあるのか、わからない」

それが、いちばん困らせてしまう気がして。

だから、使っていない口座は思いきって減らしました。

これも、子どもたちに負担をかけたくない、という気持ちからです。

完璧じゃないけれど、こうして一つずつなら、私にもできました。

完璧じゃなくていい。まず「わかるようにする」だけでも

終活とか相続とか、言葉だけ聞くと重たいですよね。

全部いっぺんになんて、できません。

私も、まだ何も完璧じゃない。

でも、たったひとつでいいから、と思っています。

「どこに、何があるか」がわかるようにしておく。

通帳のありか。
保険のこと。
ネット銀行の口座。
大事な書類の場所。

それを一枚の紙に書いておくだけでも、残された人はずいぶん助かるはずです。

私もこれから、自分のぶんを少しずつ整理していくつもりです。

おわりに

親の入院は、心細い出来事でした。

でも、自分の「もしも」と向き合うきっかけにもなりました。

ひとり暮らしだからこそ、元気なうちの備えが、誰かを困らせない優しさになる。

そんなふうに、今は思っています。

完璧じゃなくていい。

まず一歩だけ。

私も、一緒にこつこつやっていきます。

※本記事にはアフィリエイト広告・Google AdSenseが含まれています。

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