「この歳で、見た目を気にすることもないか」
そう思って、
自分の顎の違和感を
ずっと後回しにしていた時期がありました。
(あとから分かったのですが、これは「顎変形症」という状態でした。)
そんな方、いませんか?
私の場合、
後回しにするのをやめたきっかけは、
見た目ではなく「痛み」でした。
同じように、
顎変形症の違和感を我慢している方に
読んでもらえたらうれしいです。
娘の「顎、曲がってない?」から始まった、小さな違和感
きっかけは、
娘のなにげないひと言でした。
「顎、曲がってない?」
言われて、ハッとしました。
自分でも、
なんとなく気づいてはいたんです。

写真に写った自分の顔が、
なんとなく他の人と違う気がする。
そういえば昔から、
笑った顔が好きになれなくて、
写真も苦手でした。
でもこれが自分の顔なんだ。仕方ない。
そう思っていました。
「この歳で見た目を気にしても」と、ずっと後回しにしていた
娘に指摘されたあとも、私は
しばらくこの違和感を
見て見ぬふりしていました。

「もう50代だし、
今さら見た目を気にする歳でもないな」
「治療するにも、
お金がかかるだろうし」
「自分が我慢すれば、
それで済む話だし」
そんなふうに、
自分に言い聞かせていたんです。
正直、後回しにする理由は
いくらでも見つけられました。
我慢の理由が崩れた日——口を開けるたびにガクッと鳴って、痛みが出てきた
でも、
体は正直でした。
口を開けるたびに、
顎がガクッとずれるような感覚。
カクカクと、
音が鳴るようにもなってきました。
そして、
だんだん痛みも出てきたんです。
「見た目の問題だから、
我慢すればいい」
そう思っていたはずなのに、
これはもう見た目だけの話じゃないな、
と気づきました。
「見た目じゃなく、体のため」だと思えたら、治療のハードルが下がった
不思議なもので、
「見た目のための治療」だと思っていたときは
なかなか踏み出せなかったのに、
「体のための治療」だと思えた瞬間、
気持ちがすっと軽くなりました。
我慢していたのは、
「見た目くらいで」という
自分への言い訳だったのかもしれません。
でも痛みは、
我慢する理由にはなりませんでした。
これからあと何年生きるかわからないけど、これからも食事を美味しく味わいたい。
そこから治療を決意するまでの話は、
別の記事に詳しく書いています。
\治療を決意するまでの経緯はこちら/
【顎変形症のリアル体験記①】50代で手術を決意するまで|笑顔が苦手だった私の話
同じように後回しにしている方へ
「見た目くらいで」
「この歳で」
「お金もかかるし」
そうやって、
自分の悩みを後回しにしている方、
いるんじゃないかなと思います。

もし、そこに
痛みや違和感といった
体のサインもあるなら。
それは、
我慢しなくていい理由かもしれません。
治療を決意したあと、
実際にどんな検査や矯正が待っていたのかは、
まとめ記事に時系列で書いています。
\これまでの治療の記録をまとめて読みたい方はこちら/
【顎変形症の術前矯正まとめ】50代で治療を決意してから1年。記録①〜⑫を時系列で振り返ります
おわりに
娘の何気ないひと言から、
実際に治療を決意するまでには、
それなりの時間がかかりました。
見た目のことだけなら、
きっとまだ後回しにしていたと思います。
背中を押してくれたのは、
体の痛みという、
ごまかしのきかないサインでした。
同じように迷っている方の
気持ちが、少し軽くなればうれしいです。

私はこれからも、
こつこつ治療を続けていきたいなと思います。🌿
矯正中に使っているアイテム
矯正中、地味に助けられているアイテムを紹介します。
歯医者さんに勧められて使っているワンタフトブラシ。ブラケットの周りなど、細かいところの歯磨きに欠かせません。
同じく細かい部分のケアに、歯間ブラシも使っています。
針金が当たって痛いときは、矯正用のワックスで応急処置しています。

