昇給なし。
このインフレの時代に、私の会社は今年も昇給がありません。
ボーナスも出るかどうか、正直わからない状況です。
そんな中、先日息子からLINEが届きました。
「給与が9.5%昇給しました」
という英語のスクリーンショット付きで。
正直、モヤモヤしました(笑)。
だって私は昇給なし。
息子は約10%近い昇給ですから。
「そんなに昇給したなら、少しは援助してほしいな」
なんて思ってしまったくらいです。
※その時のモヤモヤは、こちらに書きました。
→ 息子が昇給した。素直に喜べなかった、50代の本音
でも、ふと我に返ったんです。

「あれ、待って。私、お金、増えてないか……?」
昇給もボーナスもない私なのに、なぜか家計はじわじわ良くなっている。
その理由、ひとつだけ心当たりがありました。
投資を、6年間続けてきたからです。
きっかけは、老後2000万円問題だった
始めたのは2019年です。
「老後に2000万円が必要」というニュースが
世間を騒がせた、あの年。
正直、震えました(笑)。
2000万円って、どう考えても
今の私には無理な金額じゃないか、と。
でも同時に、
「何かしなきゃ」という気持ちにもなって。
とりあえず銀行の窓口に行きました。
三井住友銀行で、
積立の投資信託を始めることにしました。
目論見書を見て、怖くなった
窓口では、
「投資には元本割れのリスクがあります」
と説明を受けました。
……うん、知ってた。
でも改めて聞くと怖い(笑)。
「損をするくらいなら、貯金だけのほうが安心じゃない?」
そんな気持ちになりました。
実は、私には投資が怖いと思う理由がありました。
親戚の話ですが、投資で大きな失敗をしてしまい、最終的には家まで手放すことになった人がいたんです。
子どもの頃からその話を聞いていたので、
「投資って怖い」
「下手をすると人生が狂う」
そんなイメージをずっと持っていました。
だから正直、
「やっぱりやめようかな」
とも思いました。
でも、その一方で、
「何もしないまま老後を迎えるのも怖い」
という気持ちもありました。
当時の私は、老後2000万円問題のニュースを見て不安でいっぱいでした。
投資をするリスクと、
何もしないリスク。
天秤にかけた結果、
「まずは少額でやってみよう」
そう思ったんです。
コロナショックが、逆に良かった
2020年、コロナショックがありました。
積み立てていた資産が、
みるみる減っていきました。
「やっぱりやめようかな」と思ったかというと、
正直あまり思わなかったんですよね。
元手が少なかったから、
ダメージも小さかった。
それよりも、
「ここで買い続けたら、安く買えてる」
という感覚のほうが強くて。
今思えば、
小さい金額で暴落を経験できたのは、
すごくラッキーだったと思います。
怖さより先に、
「こういうものか」という納得感がありました。
学長の言葉が、背中を押してくれた
📌 関連記事:学長の言葉に背中を押されたのは、実はこれが初めてではありません。そのときの話はこちら。
本格的に向き合い始めたのは、2021年です。
節約系のYouTubeをよく見ていて、
リベ大の両学長の動画に出会いました。
「オルカンとS&P500に積み立て続けるだけでいい」
「難しいことは何もしなくていい」
その言葉が、すっと入ってきました。
それで、三井住友銀行から
楽天証券に乗り換えることにしたんです。
理由はいくつかあって。
当時、買い物はほとんど楽天で
済ませていたので、
いわゆる「楽天経済圏」にいたこと。
そして何より、
銀行で買えるNISAは種類が少なくて、
学長がすすめていたS&P500やオルカンは
そもそも取り扱っていなかったこと。
おまけに、手数料も高かった。
正直に言うと、
そんなこともロクに調べないまま
始めてしまっていたんですよね。
今思えば、かなり「カモネギのカモ」
だったと思います(笑)。
知らないって、怖いことだなと
身をもって学びました。
楽天証券に変えてからは、
毎月一定額を積み立てるスタイルに変えました。
難しいことは何もしていません。
ただ、淡々と続けているだけです。
こつこつが、じわじわ効いてきた
あれから数年が経ちました。
昇給もなく、ボーナスも不透明で、
会社の先行きにも不安があります。
正直に言うと、今の積み立て額は
月にたったの2万円です。
それでも、たったの2万円でも、
今は株価が好調なのもあって、
お陰様で増えてくれています。
正直、含み益が「本業の手取り額くらい増えているかも?」と思う月もあります。
もちろん、それは給料のように確実にもらえるお金ではありません。
下がる月もあるし、
これから暴落が来ることもあると思います。
でも、「お金にも働いてもらう」という感覚を、
今は少しずつ実感できるようになりました。
そうやって、
お金の状況は少しずつ変わってきています。
昇給やボーナスを待つだけじゃなくて、
自分でお金を動かしている感覚。
それが、穏やかさの正体なのかもしれません。
「会社がすべて」じゃなくなったんですよね。
給料以外のところでも、
少しずつ積み上げているものがある。
そう思えるだけで、
会社への依存度が下がった気がします。
ちなみに、この記事を書いた翌日。
含み益が10万円ほど減っていました(笑)。
「増えてるって書いたばかりなのに!」
と、自分でもちょっと笑ってしまいました。
でも、不思議と慌てなかったんです。
昔の私なら、
何度も証券口座を開いて確認していたと思います。
でも今は、
「今すぐ使うお金じゃないからね」
と思えるようになりました。
積み立てているのも、
生活費を削って無理しているお金ではありません。
だから、下がったとしても
慌てて売る必要はないんです。
むしろ、
「少し安く買えるかもしれないな」
と思うこともあります。
上がる日もあれば、
下がる日もある。
それも含めて投資なんだと、
少しずつ理解できるようになった気がします。
焦って始めなくていい、でも早いほうがいい
ひとつだけ正直に言うと、
「もっと早く、もっと多く積み立てていれば」
という気持ちもあります。
だって、同じ利率でも
元手が多いほど増えるから。
「もっとお金があれば、もっと投資できるのに」
って、たまに思ったりもします(笑)。
でも、過去を悔やんでいても仕方ない。
今が、一番若い日なんですよね。

1年後に
「あの時始めておけばよかった」
と思うくらいなら、
今日始めた方がいい。
私も最初は怖かったし、
投資の知識なんてほとんどありませんでした。
それでも少額から始めて、
気づけば6年。
焦って無理をするより、
続けることのほうが大事なんだと
今は感じています。
おわりに
昇給なし・ボーナスなしでも
穏やかでいられる理由、伝わりましたか。
会社の外に、もうひとつの流れを作っておく。
お金に働いてもらう、ということ。
それだけで、気持ちのゆとりが変わります。
私は投資の専門家でも、
お金のプロでもありません。
ただ、怖いながらも続けてきた50代の普通の女性です。
「私にもできるかな」と思った方は、
まず少額から試してみてください。
難しいことは何もないです。
淡々とやっていれば、じわじわ変わってきます。
※私自身は楽天証券を利用しています。投資を学ぶきっかけになったのは、リベ大の動画でした。

